こんにちは!
マインドームコーチの岩永絵里子です。
今日8月9日は長崎に原爆が落とされた、「原爆の日」です。
8月に入り、テレビやネットで原爆が起きた当時の写真や映像を見ることが増えて、当時の人々のことを想うと、なんとも言えない気持ちになります。
平和な現代に生まれてよかった。と一見思ってしまいますが、果たして私たちが今生きている世界は平和なのか。
当時原爆や戦争で犠牲になった日本の先人の方達がつくりたかった未来世界は、こんな世界なのか。と思うと、疑問にも感じます。
広島や長崎の被害も虚しく、今や当時の原爆の比較にもならないくらいの破壊力の核爆弾が存在しています。
今年の夏に、米国が第二次大戦中に極秘に進めた原爆開発「マンハッタン計画」を描いた米国絵本の日本語訳版「この計画はひみつです」が出版されました。
アメリカでは今でも「戦争を早期終結させるためやむを得なかった」と核爆弾を正当化する意見が根強いそうです。
核兵器の開発や投下の意思決定の背景には「自分の考えが正しい」という『観点』が存在していること。
本当の問題なんなのか。
それは実は『観点』の問題が大きな問題なのです。
『観点』の問題は人間誰しもが持っていて、今ここで核爆弾以上に、悲惨で残酷な地獄を生み出しています。
人間の実存に気づくことが、本当の平和への早道です。
2020年の東京オリンピックの閉会式は、ちょうど2年後の8月9日に当たるそうです。
本当の平和とは何か。
人間の尊厳とは何か。
その答えを出した日本から平和を実践し、世界に広げていくきっかけを2020年東京オリンピックをきっかけにつくっていきたいと思います。