仕事をテーマに、自分自身の変化をストーリーにしています。
今回は5回目です。
前回の記事はこちらです♪
私は、大学院の進学を目指して、研修室に通いながら勉強する中で、結局は知識の暗記ばかりで、学生時代と変わりがなく、勉強しても苦しいだけで、次第に嫌気がさしてきました。
日本ではファシリーテーターとしての仕事も確立されているわけではなく、公務員が安定的で近い仕事ができると言われましたが、私は公務員という仕事に魅力を感じず、さらにその仕事に就くためには膨大な量の暗記で、私は苦しく鬱の状態になっていきました。
そして、当時は全く日本に希望を感じていなかったので、公務員になって国の歯車として働くことに拒否反応を感じていました。
私は鬱になりながら、心について学びたいと思い、次第に心理学や易学や四柱推命などの東洋哲学や老子や孔子、中国思想、また宗教や世界や日本の歴史に関する勉強に没入していきました。
実家では、妹は不登校になっていて、さらに私は就職浪人で先行きもわからず、両親から見たら不安で仕方なかったようで、毎日のように小言が続きました。
また、宗教を信仰している両親からは、小さい頃から厳しい家庭教育がありましたが、親のいう通りににやってもうまくいかず、さらに絶対的な価値基準を持っている両親とコミュニケーションがうまくいかず、宗教を信仰しても幸せそうに見えない両親の姿に希望を感じられませんでした。
私は自分を生んだ両親とも理解しあえない中で、仲間をつくって夢を叶えていくことは無理じゃないかと人間関係に絶望を感じました。
▶︎⑥へ続く