仕事をテーマに、自分自身の変化をストーリーにしています。
今回は3回目です。
前回の記事はこちらです♪
私は大学に進学して、建築の勉強をしていくのですが、一番難しかったのが今までにないデザインの発想やアイディアを出すことでした。
作品を持っていっても教授に怒られることばかりで、どうしたら人にない発想やアイディアを出せるようになるのかを教えてもらえず、「自分には新しいことを発想する才能はないんだ」っと自分で自分のことを決めつけてしまいました。
それ以来、建築の設計をすることに楽しさを見出すことは少なくなっていきました。
2級建築士の資格はとりましたが、新しい発想をしながら建物を作っていくことに自信や楽しさを見出せませんでした。
けれど、大学が関西だったこともあり、京都や奈良の建築物を観に行くことがとても好きで、暇ができれば友人もしくは一人で京都や奈良に出かけていました。
中でも、仏教建築、神社建築の構造や装飾の細やかさ美しさに心を奪われました。。
一番感動した建築は京都の桂離宮で、建物と庭園が一体となった美しさに感動で涙も出るほどでした。
風水を使った、建物やまちづくりが興味深く、勉強が楽しく、海外の建築にも興味を持ち、結局は建築を通して思想哲学、宗教の追求をしていました。
そして、環境と人の心が両方循環するような、そんな建築やコミュニティを創っていきたいと思うようになっていきました。
▶︎④へ続く・・・